死ぬまでに読みたい小説5選【その1】

読書は人生を豊かにする種です。
この記事では、みなさんに是非読んでほしい小説を15冊おすすめします。

Light Inside Library






ボッコちゃん / 星新一

アマゾンレビュー:4.5
発売日:1971/5/25

星新一は、ショートショートというごく短い小説の形式を日本に広めた先駆者です。
小説の入門者や本があまり好きではない人にもおすすめ。
「ボッコちゃん」は、そのショートショートの短編集のような本で、笑いから悲しみまで、様々な感情を生まれさせる本です。各話のテーマも人類を俯瞰しているようなものや、社会風刺に富んだものなど、多岐にわたっていて、一冊で何冊分も楽しめる贅沢な本です。



スマートなユーモア、ユニークな着想、シャープな諷刺にあふれ、光り輝く小宇宙群! 日本SFのパイオニア星新一のショートショート集。表題作品をはじめ「おーい でてこーい」「殺し屋ですのよ」「月の光」「暑さ」「不眠症」「ねらわれた星」「冬の蝶」「鏡」「親善キッス」「マネー・エイジ」「ゆきとどいた生活」「よごれている本」など、とても楽しく、ちょっぴりスリリングな自選50編。(Amazonより)





ぼくは勉強ができない/山田詠美

アマゾンレビュー:3.5
発売日:1996/3/1

この小説の主人公は、世間とは違う価値観を抱えながら生きていく男子高校生です。子どもの気持ちと大人の気持ちの間で揺れ動く主人公の葛藤を感じられる一冊。同じ年代の人が読めば共感でき、大人が読めば若さへの羨望や懐古の気持ちが表れます。
普段抱える言葉にできない複雑な気持ちを、巧みな比喩表現で、すーっと心に染み込みます。
ライ麦畑で捕まえてが好きな人におすすめです。


でも、おまえ、女にもてないだろ。

勉強よりも、もっと素敵で大切なことがあると思うんだ。退屈な大人になんてなりたくない。17 歳の秀美くんが元気潑剌な高校生小説。

ぼくは確かに成績が悪いよ。でも、勉強よりも素敵で大切なことがいっぱいあると思うんだ――。17歳の時田秀美くんは、サッカー好きの高校生。勉強はできないが、女性にはよくもてる。ショット・バーで働く年上の桃子さんと熱愛中だ。母親と祖父は秀美に理解があるけれど、学校はどこか居心地が悪い。この窮屈さはいったい何なんだ! 凛々しくてクールな秀美くんが時には悩みつつ活躍する高校生小説。 




アルジャーノンに花束を/ダニエル・キイス


アマゾンレビュー:4.5
発売日:2015/3/13

主人公のチャーリーの日記を読んでいるような構成なので、小説感がなくて読みやすい一冊。
知的障碍者で6歳児相当の知能しかないチャーリーが、物語が進むにつれて周りの見方や、周りからの見られ方が変わっていきます。
人間とは、人生とは、幸せとは、、を考えさせられる名作です。


32歳になっても幼児なみの知能しかないチャーリイ・ゴードン。そんな彼に夢のような話が舞いこんだ。大学の先生が頭をよくしてくれるというのだ。これにとびついた彼は、白ネズミのアルジャーノンを競争相手に検査を受ける。やがて手術によりチャーリイの知能は向上していく…天才に変貌した青年が愛や憎しみ、喜びや孤独を通して知る人の心の真実とは?全世界が涙した不朽の名作。








星を継ぐもの/ジェイムズ・P・オーガン


アマゾンレビュー:4.5
発売日:1980/5/23

40年以上前に発売され、今もなおSFの名作として選ばれる一冊。
舞台は地球のみならず、月、火星、木星と惑星を超えて広がるSF×ミステリーなストーリーです。
ダーウィンの進化論に基づき、徹底的に科学的に思考すること、これが本書の醍醐味だろうと思います。


【星雲賞受賞作】
月面調査員が真紅の宇宙服をまとった死体を発見した。綿密な調査の結果、この死体は何と死後五万年を経過していることがわかった。果たして現生人類とのつながりはいかなるものなのか。やがて木星の衛星ガニメデで地球のものではない宇宙船の残骸が発見された……。ハードSFの新星が一世を風靡した出世作。

(アマゾンより)










深夜特急1-香港・マカオ-


アマゾンレビュー:4.5
発売日:1994/3/30

1970年前半、当時26歳の著者による旅行記。
若さと異国からのとてつもない自由と解放感を味わうことができる作品。
読み終えた後は、自分も旅に出たくなり、自分にもできるというエネルギーを味わうことができます。
香港・マカオ以外にもシンガポールやインドの旅行記もあります。



インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗合いバスで行く――。ある日そう思い立った26歳の〈私〉は、仕事をすべて投げ出して旅に出た。途中立ち寄った香港では、街の熱気に酔い痴れて、思わぬ長居をしてしまう。マカオでは「大小(タイスウ)」というサイコロ賭博に魅せられ、あわや……。一年以上にわたるユーラシア放浪が、いま始まった。いざ、遠路2万キロ彼方のロンドンへ! (アマゾンより)