おもしろすぎて寝る間も惜しんで読んだ本を一気にご紹介します!
レビューは少ししかありませんが、
写真を押せばより詳しい情報がわかります。
デッド・ゾーン上下巻/スティーヴン・キング
- これは何気なく読んだら上の後半から止まらなくなった。
- 睡眠をとらずに学校に行った。
- キングの本はほぼ全部読んでるけど、これほどのめりこんで何度も読み返した作品はない。
ねじまき鳥クロニクル/村上春樹
- 読後感がすごい。2時間くらい現実世界に帰ってこられなかった。
- 何度読んでも新しい発見がある。
- 相変わらず人殺しのシーンの緊迫感は凄まじい。
- 何度も挫折してしまう...
大聖堂/ケン・フォレット
- 何度か読んでるが、毎回一気に読んでしまうから大変。
- 文句なしにおもしろい。歴史エンターテイメントの傑作。
- 大聖堂をめぐる様々な人間模様にドキドキハラハラ。
奪取/真保裕一
- 手に汗握りながら読んだ本は後にも先にもこの本だけ。
- お金の印刷工程の描写が難しく挫折しかけたがストーリーはおもしろい。
- 色んな事態に見舞われながらも、目標に向かって前向きに進んでいく主人公たちが潔くていい。
悪霊/ ドストエスフキー
- 前半はあまりだが、後半からは怒涛の展開。
- 人が死ぬわ死ぬわの大スペクタクル(笑)
- 文章が難解なので馬鹿には読めない本。
冷血/カポーティ
- 虚無の深淵を覗くような怖さと悲しさがある。
- 誰も殺人犯として生まれてきたわけじゃないはずなのに、そうなってしまうことが悲しくて虚しい。
- 殺人犯も冷血ではあっても限りなく人間臭い。
星を継ぐもの/ジェイムズ・P・ホーガン
- SFなんてと思ってた自分をぶん殴りたい。
- 最後の全身鳥肌具合すごい。
- 謎が謎を呼び、人類の生い立ち、進化、ミッシングリンクの謎、月の生まれたわけ、異星人の存在、そんな話。
孤島の鬼/江戸川乱歩
- 不気味な雰囲気が最後まで付きまとう怪奇推理小説。
- 幕引きは見事としか言いようがない。
- 怪奇趣味に走りつつ、常に冷静な作者の視点を忘れないなんて素晴らしい。
- 最後の一行がとても切なくて、そして一番好きな一行。
屍鬼/小野不由美
- 頑張って読んでいくと、中盤からの引き込まれ具合は半端ない。
- 日本ならではの怖さで、読後はいろいろ考えさせられる。
- 人間と屍鬼の関係性の転換は見事。
忍びの国/和田竜
- 和田竜といえばのぼうの城だけど、本当はこっちの方が面白い。
- 著者が脚本家だから展開のしかたがうまい。
- 伊賀流忍者の大活躍。その他敵の武将など、武人キャラの造形や描写はお見事。
神無き月十番目の夜/飯嶋和一
- 登場人物の行動が絡まりあってどんどん悪い事態になっていく様が圧巻。
- 一気読みのあとに残るやるせなさがものすごい。
- 歴史に詳しくなくてもおもしろい、知っていると倍おもしろいと思う。
フェルマーの最終定理/サイモン・シン
- 高校で数学から逃げてきた俺がはまったから間違いない。
- 細かい数学は省いて、大まかな論理で説明してくれるのでイメージがしやすく、定理を巡るドラマに集中できる。
暗号解読/サイモン・シン
- 最後の暗号の問題までは一気に読める。
- 面白いのは、暗号作成側と解読側のそれぞれの時代の攻防
- 暗号の発達と解読の歴史からロゼッタストーンなど失われた言語の解読、最後は量子暗号まで。
宇宙戦士/ハインライン
- ガンダムのロボット原理の元になった本ともいわれ、「スターシップ・トゥルーバーズ」の原作。
- 爽やかにスマートに話が進んで、俺たちは戦士が!と意気込むが、いざ戦いになると凄惨極まりない描写へと。
銀二貫/高田郁
- 困難に俯くことなく真っ向から立ち向かう主人公、銀二貫に込められた想い、小説で目がくらんだのは久しぶり。
- 大阪商人の言葉が妙に心地いい。
- 時代物はあまり読まないけど、心が洗われるようないい話。