インターネット時代のビルゲイツ












みなさんご存じfacebook

私もよく利用しています。

(このブログのFBページも作ろうと考えています!)

ではこのfacebook、誰が作ったかご存知でしょうか。

彼は「インターネット時代のビルゲイツ」と呼ばれるほど成功し、

誰もが羨む大金持ちになりました。

しかしその裏には「カネ」「女」「裏切り」が渦巻いていたのです。







基本情報




  • 著者:ベン・メスリック
  • 発行年月日:2010年4月17日
  • 出版社:青志社




目次



第1章 「ファイナルクラブ」で出会った男
第2章 ハーバードヤード
第3章 「ハーバードコネクション」
第4章 フェニックスの通過儀礼
第5章 ハッキング
第6章 家への侵入
第7章 予想外の反響
第8章 エリートたちの思惑
第9章 勧誘
第10章 電子版ファックトラック
第11章 双方向のソーシャルネットワーク
第12章 マークの言い訳
第13章 「ザ・フェイスブック」運用開始
第14章 寝耳に水
第15章 警告状
第16章 学長への直訴
第17章 「ナップスター」創業者の登場
第18章 大金持ちの予感
第19章 マークの野望 
第20章 タイラーたちの逆襲
第21章 創業者の資質
第22章 ショーン主催のパーティー
第23章 踏み潰されるライバルたち
第24章 疎外されるエドゥアルド
第25章 「ペイパル」創業者への売り込み
第26章 フェイスブック株の行方
第27章 エドゥアルドの油断
第28章 株の売却
第29章 弁護士からの通達
第30章 ビリオンダラーベイビーの誕生
第31章 訴訟
第32章 ショーンのスキャンダル
第33章 冷徹な決断
第34章 パーティーは終わった 
その後
訳者あとがき



レビュー



世界最大のSNSとなったfacebookを作ったマーク・ザッカーバーグが、

facebookを作るまでの全てを書き記したのがこの本。

しかし単なるサクセスストーリーではありません。

なんといってもおもしろいのは、その裏で渦巻く闇です。



そして成功者といわれてイメージされる

完璧な人間とは程遠い人物像にも驚かされます。



私が一番驚いたのは、

プロトタイプを作った時から一緒にいた親友エドゥアルドへの仕打ちでした。

しかし同時に、発展のためには友人をも「邪魔」と


すっぱり切り捨てるその覚悟に心を揺さぶられました。

本当にできる人は、そして天才とは、

非情と言われてもやるべきことをやるものなのですね。



ただ彼は自分が生み出したfacebookを狂ったように愛し、進化させる才能を持ち合わせた男でした

その執念や自分を信じる力は並大抵のものではありません。


この本を読めば、自分の中にこんな熱意や「何かしてやりたい!」という気持ちがあったのか!

と驚くこと間違いなし!読書の力を感じられます!




ただし



第3者の目線で書かれたものなので、

マーク・ザッカーバーグの素性が明らかになっている

というわけではありません。

そのためマーク・ザッカーバーグの明確は人物像は見えない印象です。

映画との違いも多少ありますが、そこもまた一興です。




こんな人向け!



●SNSビジネスに興味のある人


●ベンチャービジネスに興味のある人


●将来起業したいと考えている人

●最近勉強に熱が入らない人