誰にでもわかるファイナイス


文系大学生の就職先に毎年登場する業界

そう、金融業界

金融に漠然と興味があるけど、何なの?

金融=ファイナンス?

じゃあファイナンスってなんなの?





























ざっくり分かるファイナンス/ 石野雄一










基本情報


  • 著者:石野雄一
  • 発行年月日:2007年4月17日
  • 出版社:光文社新書




目次


第1章 会計とファイナンスはどう違う?

第2章 ファイナンス、基本のキ

第3章 明日の1万より今日の1万―お金の時間価値

第4章 会社の値段

第5章 投資の判断基準

第6章 お金の借り方・返し方





レビュー

この本は、ファイナンスの入門書としては群を抜いています。

これまで読んだどのファイナンス入門書よりわかりやすいです。

ファイナンスの勉強を全くしたことがないころに出会い、

ガラリとその印象が変わりました。

この本の中で語られているのは

  • ファイナンスの目的
  • リスクの本質
  • 会社の値段
が主です。

もちろんいきなりこのような話にはいるのではなく

基本のきから、とても丁寧に解説されています。

入門書と聞くと、表面だけのように感じますがとんでもない。

読むほど深く、知識も広がります。







ただし


中にはざっくりしすぎていて、頭に残らないという声も(笑)

既にファイナンスを勉強されている方にとっては、丁寧すぎる解説です。

後半には少し難しい箇所があります。(飛ばしても問題はないかと)





こんな人向け!


  • これからファイナンスを学びたいが、数学的センス0な人

  • 簿記やってるけど、これがなんなの?という人

  • 会計とファイナンスって違うの?という人


  • 株始めようかなと考えている人









マーケティング?なにそれ?



と、いうあなた

学部が何にせよ

マーケティングの言葉の意味と内容くらい

知っててもいいんじゃない?




























マーケティング・エコノミクス/ 伊藤元重











基本情報



  • 著者:伊藤元重
  • 発行年月日:2006年7月
  • 出版社:日本経済新聞社


目次

第1章  消費者は付加価値で判断する
第2章  時間というサービスを売る
第3章  消費者は利用価値を目指す
第4章  新しい顧客を獲得する発想
第5章  飲料で考える市場の捉え方
第6章  サービスの新しい可能性
第7章  グローバル時代の流通攻防戦
第8章  中間流通で差をつける
第9章  時代と共に変化する立地作戦
第10章 時間の経済学
第11章  気ままな消費者をとらえる
第12章  衰退の中で生き残る
第13章 変化する日本人の消費



レビュー


この本の著者の伊藤元重さんは、

テレビ東京の「WBS」という経済番組で

解説をなさっている方です。

内容は日経MJの連載を整理したものなので

1つの話題を短時間で読むことができます。

この本のよいところは、何といってもそのわかりやすさ

広く浅く、マーケティングについて書かれているので

入門書としてはぴったりです。

さらにかく話題ごとに、身近な商品・企業の事例が挙げられているため、

普段の生活の中で、本から得た知識を感じることができます。






ただし


この本は極めて基本的なことしか書かれていません。

したがって、すでにマーケティングについて学んでいる人

なにか他のマーケティング関連の本を既に読んだ人には

あまり適していないように感じます。




こんな人向け!

●商学部・経済学部1年生

●商学部・経済学部以外の1~4年生

●進学先を迷っている受験生


【10/9更新】読書が捗るサイト

※随時更新


ふとTwitterのタイムラインを見て

街中で広告を見て

友人から話を聞いて

ふらっと本屋でみて

本との出会いはいろんなとこにあります。


しかしであった本すべてを覚えることは難しいし、

メモしても「どこやったっけ?」とかもありますよね。

そんなときにこれからおすすめするサイトを使ってみると簡単に管理できます!







まずはこれ!

私も利用しているブクログです。

このサイトは名前の通り、Web上に自分専用の本棚を作ることができるんです!

見た目も本当の本棚のようで、そこが埋まっていくのを見るとわくわくします。

そして他のユーザーの本棚も見ることができるので、

同じ趣味の人から新たな情報をどんどん得ることができます。


特徴
  • 本を検索、本棚に登録して感想を書く
  • 読みたい本だけでなく、今読んでいる本、積読、読み終わった本も一括管理
  • デザインを選び、ブログパーツにも
  • スマホのアプリでどこからでもアクセス可能
  • 全期間まとめ機能
  • Twitterでの新刊通知
  • 有名人の本棚もある

おすすめ度

    ☆☆☆☆☆  









以前利用していました

読書メーターという名前だけあって、

グラフ化して自分の読書量を管理できるので、モチベーション維持には最高!

このサイトでも他のユーザーをフォローすることで、

その人がどんな本を読んでいるのか知ることができます。

また、読書メーターにはSNSの特徴も持っています。


特徴

  • 読書量をグラフで記録管理
  • 本を4つの状態に分けて管理
  • 「相性」機能から自分にあった本を
  • 著者ごとに読んだ本を管理
  • つぶやき機能
  • コミュニティで簡単に同じ趣味の人が見つかる

おすすめ度
 
    ☆☆☆☆




    




こちらは一風変わった読書管理サービスです。

InBookでは、好きな本や漫画の「気に入ったセリフ」を記録するサービスです。

よく読書をしているとき、「この言い回しかっこいいな」とか「ぐっときた!」とか

「この考え方はなかったなー」というとき線を引いたりしますよね?

でもどの本に書いてあったか、どんなセリフにぐっときたかとか忘れちゃうこともあります。

それを一括に管理・共有できるのがInBookです。


特徴

  • レビューが苦手な人でも、好きなセリフを引用するだけで、簡単に紹介できる。
  • 自分が読まないジャンルを読みたいとき、名言をきっかけに見つけることができる。
  • Twitterから投稿できるので、気軽にどこからでも投稿可能。

おすすめ度
  
    ☆☆☆☆




「私が読んだ本」、なんとストレートな名前でしょう!

これはWebサイトではなくiPhoneアプリです。


このアプリの他にはない特徴は、読書の目標を設定できる点です。

検索から登録も非常に簡単で、めんどくさがり屋のあなたにぴったりです!


特徴

  • 何冊読むという目標を設定・管理できる。
  • 簡単検索・登録で、スマートに管理できる。

おすすめ度
    ☆☆☆





このサイトは何と言っても見た目がシンプルでわかりやすいです。

写真でどんな本・DVD/CDを読んだ(見た)のか一目でわかります。

サービス開始2週間で総投稿数が1.5万を超えた人気のサービスです!

もちろん他の人のログを見て、コミュニケーションをとることも可能です。

しかしこのサービスを使うには、facebookのアカウントが必要なので要注意!

また、チュートリアルも丁寧でわかりやすいです。


特徴

  • とにかく見やすくわかりやすいインターフェース。
  • チュートリアルが丁寧。
  • facebookのアカウントが必要。
  • とにかくシンプルなサイトで使いやすい!

おすすめ度
    ☆☆☆



その他おすすめのサイト




読んだ4!:Twitterとの連携に特化したサービス

booklook:FaceBookとの連携に特化。読者の顔が見られます。

メディアマーカー:シンプルなサイト。物々交換というユニークな機能もあり

カーリル:全国の図書館の本を横断的に検索し、管理するサイト


知性の磨き方、それは...



「考え方」を考えること!






























知性の磨き方/林望





基本情報
  • 著者:林望
  • 発行年月日:1996年11月5日
  • 発行者:江口克彦
  • 発行所:PHP研究所




レビュー



ぱっと開いたとき、何か違和感を感じました。

少したって気づきました...話し言葉で書かれていたんです(笑)

そのせいかわかりませんが、この本は「読む」というより「対話」しているような感じがしました。

(こういう普段と違う感覚を味わえるから読書はやめられません)

そしてその口調でズバズバ物をおっしゃるので、まるで講義に参加しているようです。





実際にこの本は、3日間の集中講義のような
  • 第1日:学問の愉しみ
  • 第2日:読書の幸福
  • 第3日:遊びは創造
という構成になっています。




内容


第1日

この授業(本)では大学生活だけではなく、

今後の人生でも役立つ考え方について書かれています。

簡単に言うと普遍的な分析・勉強の方法です。

私自身よく感じます。

大学生と高卒の方との決定的な違いは、自分にあった普遍的な方法を知っているか否か

なのです。

そして1つのことを突き詰める根気と努力。

これが必要なのです。




大学1年生や2年生の人、漠然と卒業したら就職するんだろうなーと考えてませんか?

溢れるほどいて、特に希少性のない文系大学生の就職は思っているより大変です。

上記のことを知らずに文系大学でぬくぬくやっていると、

「君大学で何してきたの?」ってなりますよ。






ただし




でもこの本、無駄な部分もかなり多いです(笑)

私的には3章は読んでも読まなくても同じかなという感じ。

しかし「自分の興味のある章だけ読む」という形でも十分身になると思います。





こんな人向け!

高校3年生~大学2年生向けです。

この1冊に出会うかどうかで大きく学生生活が変わると思います。

答えのある受験勉強頭脳では、大学はおもしろくありません。

「考える方法」を知りたい方はどうぞ!











はじめに



このブログでは、1~4年の文系大学生が読むべき本を紹介していきます。


























注意点

私がおすすめする本は、多くの人にとって非常に利益のあるものなんですが、

当然私とみなさんとでは興味関心などが全然違うと思います。

したがって私のレビューは、一つの参考程度に考えてください。


でも、みなさんの興味を引けるように頑張ります!





私のブログで、1人でも多くの人が読書の世界に興味を持ってもらえますように!